新築住宅、気になる地震対策!耐震等級とは?

今週もよろしく願いいたします。愛媛県西条市で新築戸建て住宅をてがける「ケーズスタイルホーム」のスタッフYです。

地震の多い日本。しかもここ最近では、全国的に地震が相次いでいます。
新築を建てる際にもチェックするポイントの一つではないでしょうか?

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そこで本日は、気になる地震対策としまして、住宅の耐震性能を示す「耐震等級」のお話を。

「耐震等級」とはいったい何なのか?

耐震等級は、建物の地震への強さ、耐震性能を示す指標の1つです。
耐震性の指標として現在広く使用されており、耐震等級1から等級3までの3段階で表されます。


〈耐震等級1〉
数百年に一度程度の地震(震度6強~7)による力(建築基準法施行令第88条第3項に定めるもの)に対して倒壊、崩壊等しない程度
地震がきてもすぐには倒壊しないレベルですが、震度や規模によっては大きな修繕工事や住み替えなどが必要になることが考えられます。

〈耐震等級2〉
耐震等級1の1.25倍の耐震性能
長期優良住宅や地震や台風などの災害の際に避難場所として指定される学校の体育館や病院などは耐震等級2以上の強度が必要です。

〈耐震等級3〉
耐震等級1の1.5倍の耐震性能
災害後に地域の復興の拠点となる消防署や警察署などは耐震等級3で建てられているものが多くなっています。


では、耐震等級とよく似ている耐震基準の違いは何なのでしょうか?

耐震基準は、一定の強さの地震が起きても倒壊または損壊しない住宅が建築されるよう、建築基準法が定めている基準のことです。
現在適用されている耐震基準は、1981年(昭和56年)に抜本的に改正され、これ以降の基準を「新耐震基準」といいます。

耐震基準は、人命を守ることが目的なのに対し、
耐震等級は、人命を守ることに加えて、建物そのものも守ることが目的という点にあります。


じゃあ、耐震等級の高い家をつくった方がいい??メリットとデメリットが気になるところですよね!

〈メリット〉
・地震に強い家を手に入れられる
・地震保険料が安くなる(耐震等級1の住宅は10%、耐震等級2の住宅は30%、耐震等級3の住宅は50%の割引)
・住宅ローン「フラット35」で金利優遇が受けられる

〈デメリット〉
・希望通りの間取りに出来ない場合がある
・住宅性能評価の審査や申請の費用がかかる(相場は10~20万円程度)


耐震性を高めるポイントは耐力壁の数とバランス・床や金物、建物の重量がポイントになってきます。
しかしむやみに設置していいわけでなく、構造計算に裏打ちされた場所に設置する必要があります。

このように耐震等級なども気にしながら、耐震性の優れた家づくりを一緒に目指しませんか?
安全な住まいに安心して住んでいただくために(^^) 個別相談会も行っております。

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